徒然なる走り書き

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Fate/She. The Last Weapon

期末なのに現実逃避をしていて、何故か書いてました。
まぁ、明日を乗り切れば大丈夫でしょう。
明日が大変なのに、何やってるんだろう俺(滅

例によってコメントくれると嬉しかったり。
そして前にコメントくれた人たち、ありがとう。
あたしは瞬時に状況を認識した。
あたしはまだ、死ねないらしい――。

シュウちゃんが  でから、本当に長い時間が経って…。
妙に頭の真っ白になったから、そろそろお迎えが来たと思ったのに――。
あたしはまだ、生きていて――。
あたしの知らない世界がそこにはあった――。


「うん……平和すぎるわ」


本当に平和で――。
とても嬉しくて憎い場所だと思った。

カレンダーを見たら、もう二月になり掛けていた。
雪が深々と降っていて、とっても歩きにくくて――。
この時期は少し困ったあの坂も愛しくて――。

でも、「あたし」はあの人と手を繋ぎたくて頑張って歩いて登校していて――。


「やー、今日もしばれるねぇ」

「おーそーだな」


その二人を空の上から眺めていた。
あたしは隠れるの下手だから、遠くから見ていた――。

二人は一生懸命にあの長い長い坂を上っていた。
途中でバスに追い抜かれるけれど、二人は気にしていなかった。

「あたし」の隣にいた人はバスが通り過ぎた後、何故か分からないけれど少し怒っていた。
きっとアケミにからかわれていたんだと思う。

「あたし」は少し寂しそうにその人を見つめていた。
その人はお決まりのあの言葉を「あたし」を小突きながら言って、手を差し出した。


「あ……」


ゆっくりと「あたし」の手を握って、力強く引っ張っていった。


「ちせは温いなー」

「うーはんかくさい事を――」


けれど「あたし」は手を振り解こうとはしなかった。
むしろ、放さないように結構力強く手を握っていると思う。


「ほらあと少しだ、頑張れ」

「うん、がんばる!」


お互い顔を少し赤くしていた。
二人とも恋をしていた――。

そんな二人の様子を見て、あたしは涙が流れた――。
笑えるくらい幸せな二人が壊れて欲しいと思ってしまった――。
嬉しいと思わないといけないのに、あたしは――。



Fate/She. The Last Weapon
Episode 2



わたしは、いつもの様に先輩の家の門を潜った。
けれど、気持ちは何故か何時もより高揚していて――。
何時もは寒くて身を縮こめながら歩いているけれど、今日は何時もと違った。
前をしっかり見て、ほんの少し手を振りながら――。
うっかり小さな石ころで転びそうになりそうな程浮かれていた。

何時もよりもっと綺麗な笑顔が出来ると確信している自分にも驚く。

台所まで行く、何時ものエプロンを着けて下ごしらえを始める。
あの人に教えて貰ったこの作業――。
元から嫌いじゃないけれど、今日はもっと好きだと思えた。


「おはよう、桜」

「あ、――おはようございます、先輩っ」


何時の間にか起きてきたのだろうか、わたしの後ろからあの人の声が聞こえた。
この家の土蔵に篭っている時の作業着を着ているから、そこで一夜を明かしたのだろう。
――  の訓練でもやっていたのだろう。


「あ、あぁ――」


先輩は少し顔を顔を赤くして、頬を掻きながらそう返事を返した。
わたしは首を傾げながら先輩を見つめた。

「どうしたんですか、先輩?」

「いや、その――…今日は何時もより元気だな」

「はい、今日は何時もより元気ですよ」


少し胸を張って言う。
こんなに気分が良いのは、本当に長い間なかったから。

恥ずかしい話、間桐の家から走っているに近い速度でここまでやってきた。
疲れは感じたけど、普段感じる不快なものではなかった。
気持ちの良い疲れ――。
すぐにすっと消えるような感じだった。

   がいなくなったからなんだと思う。
単純なわたしはそれだけで嬉しい――。
この人に会っている時は今後のことを考える事を止められるから。


「ほら、外良い天気じゃないですか」

「え?あ……そうだな」


空には雲ひとつなくて、本当に快晴だった。


「よし、今日は鯵の開きがあった筈だからそれをメインにしよう」

「はい」


こんな何気ないやり取りが嬉しかった。
こんな高揚感が嬉しかった――。
こんなにも大切な物だと再認識させられた。

視界がぼやけてしまったけど、バレないように気をつけた。


「って――桜、どうした?玉葱刻――って今日は玉葱使ってないし…」


少し先輩は慌てていた。
わたしは上手く言葉が出なくて、ただ大丈夫とだけ言った。


「えーっと…」


先輩はまるで子供をあやすみたいにわたしを抱きしめて背中をポンポンと優しく撫でるように叩いた。
子供みたいだけれど、何故か凄く落ち着いた。


このやり取りが最後にならないように心から願っていた。
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Fate/She. The Last Weapon | コメント:6 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

・・・いいっすね・・・・・・。ちせが切ないなぁ・・・。
まだ序盤なんで、時間軸とかよくわかんないですが・・・。シュウジとちせとかってまだ生きてるんですか?気になる・・・。

俺もSS書いてるんで、よかったらウチのサイトに来て感想くださいな(´∀`)
2005-12-13 Tue 19:38 | URL | 翔牙 #NkOZRVVI[ 編集]
平凡だけど、だからこそ幸せな日常っすね。このほのぼのが続くといいのだけれど、どうなのだろう。続き、楽しみにしています。
2005-12-13 Tue 21:24 | URL | やまと #-[ 編集]
さいかのは、漫画は読んでないけどアニメは全話見ました。OPとED,特にEDが切ない。――さて、シュウジが〇〇だ後英霊とかしたちせ。これは反英霊かな?世界を滅ぼしたのはあくまで戦争でちせが滅ぼしたわけじゃないはずだけど。そういやOVAでもう一人最終兵器にされた女性軍人がいましたね。彼女はでないほうが混乱少ないかな。解放された桜と士郎の行く末は、凛はどうなるか。そしてチセはどんな結末を見るのか、期待です。
2005-12-14 Wed 10:15 | URL | ALORC #-[ 編集]
> 翔牙さん
ちせはとてもかーいーです(ぁ
Fateの世界のちせは、まぁ普通の女子高生になる予定であります、サー。
そこ、普通に平和な世界なら、シュウジはアケミと付き合うようになるんじゃない?って言わない(滅
私も、アケミ好きだけど…。
ツンデレ要素は多分にありますけど…。
やっぱり、ちせが良いのです。

これからも頑張りますねー。

>やまとさん
平凡な日常は好きです。
だけど、私の悪い癖はどうにかソレをこわs(うわなにをするやめr

>ALORCさん
私は漫画も読みましたし、アニメも見ました。
やっぱり、漫画のが良いかなぁ。
えちぃシーンもあっt(ry
ちょい端折りすぎてた感じがありましたし<アニメ
てか、OVAはやめませう。
無駄に蛇足が増えて理解しがたい作品になってしまいますし。
「きみのカケラ」とかも応援してますが、サンデーで初めて「失禁」シーンとかを見た気がする。
しん先生、凄い(滅

こんな感じですが、頑張っていきます。
また、現実逃避したくなったら書く可能性が高いです(滅

( ´−`).。o0(私事ですが、某Nさんの日記に載らないようになってかなしかっt(ry
2005-12-14 Wed 10:57 | URL | KaNi #NohCqvcE[ 編集]
というか、紹介して良いんかな? リンク貼って良いんかな? なんて迷ってたりするんですけど…。いや、さいかのは一応アニメは見てるんでわかるし、桜好きですし、SSは読んでますよー。
さいかのは、ちゃんと漫画で読んでみたい作品のひとつだったりします。
2005-12-15 Thu 18:33 | URL | 某N #iydQorAY[ 編集]
この記事だけ、えらくコメントがたまったなぁ(汁
もいっす、お久しぶりです。

ちなみにリンクフリーだとちゃんと公言してたりします(滅
左上とかに書いてあったりします(ぉぃ
まぁ、なんとなく寂しくなったのでポツリとつぶやいた言葉でした(滅

SS-Linksに登録しちゃいましたから、もうリンク禁止も解禁です(ぁ
2005-12-16 Fri 02:01 | URL | KaNi #NohCqvcE[ 編集]

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