徒然なる走り書き

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ようやくIfの31話目をアップ。他?それちょっと待って(滅

成分解析、と言うソフトの結果。
結構、それらしいですね。

衛宮士郎の成分解析結果 :

衛宮士郎の96%は信念で出来ています。
衛宮士郎の3%は呪詛で出来ています。
衛宮士郎の1%は微妙さで出来ています。

間桐桜の成分解析結果 :

間桐桜の53%は愛で出来ています。
間桐桜の45%は心の壁で出来ています。
間桐桜の2%はアルコールで出来ています。

セイバーの成分解析結果 :

セイバーの66%は覚悟で出来ています。
セイバーの19%は努力で出来ています。
セイバーの14%は度胸で出来ています。
セイバーの1%は鉛で出来ています。

遠坂凛の成分解析結果 :

遠坂凛の33%は電波で出来ています。
遠坂凛の33%は華麗さで出来ています。
遠坂凛の20%は嘘で出来ています。
遠坂凛の14%は海水で出来ています。


「呆れた。もっと手加減しなさいよ」


と、遠坂は俺を呆れた目で見ながら言った。
嫌、自分でもそれは十分理解している。
俺の背中で眠っている彼女はかなり痛い思いをした筈だ。


「ま、よかったわね。藤村先生が帰った後で」


うん、それはタイミングが良かった。
こんな姿を藤ねぇに見られたら、それこそ明日からお天道様を拝めなくなってしまう。
……嫌、何時かは報告をするのだが、今はまだ心の準備が出来ていないのだ。



Fate/Stay Night
IF Act 31
2/14 Side: Shirou Emiya



桜を自分の部屋に寝かせて、俺は居間へと向かった。
緑茶をすすっている遠坂とイリヤがいた。
勝手知ったるなんとやら…な状況だが、それぐらい逞しくなきゃこの戦いは生きていけないのだろう、と無理矢理納得させた。


「さて…わたしは自分の家に戻るわ。協力関係はここまで、ね」

「え――」


遠坂は気怠そうに立ち上がりながらそう言った。
イリヤはふーん、と驚きもせずに平然と遠坂の行動を観察していた。


「ちなみに、セイバーはわたしが貰ってくから。一応、本人にも了解とってるし文句ないわよね」


しれっ、ととんでもない事を言われる。


「な、なに言ってるんだ。セイバーは元は俺と桜のサーヴァントだぞっ」

「『元は』でしょ。まぁ、セイバーも後ろめたそうだったけど了承したのよ。だってあなたたち…この戦いに勝つつもりなんてないんでしょ?」


と、遠坂は言った。
確かに、俺は勝ちたいとは思ってはいない。
聖杯を誰かに悪用されたくはないと思っていただけで、それを正しく使うのなら誰が手に入れても文句はなかった。


「ま、そう言う訳よ。わたしはセイバーを得た代わりにアーチャーを失った。あなたたちはその逆。わたしと戦う手立ては完全になくなった訳じゃないわ」

「――」

「……イリヤスフィール、あなたはどうするの?」


遠坂はテーブルの前に座ってお茶を啜っているイリヤに問う。


「わたし?わたしは、この家に残るわよ。だって、何処かのバカがよりにもよって、そのバカの娘にしたんだもん」

「へぇ。じゃあ、あなたは衛宮くんたちに付くんだ」

「まぁ、そうなるわね。わたしはシロウとサクラが好きだし、本人たちが聖杯を求めないなら殺す理由はないわ」


けれど、今のリンは殺す対象だけど…とイリヤは付け足した。
遠坂はその返事に満足したのか、簡単に返事をして居間から出て行く。
ちょうどセイバーも玄関へと続く廊下を歩いていく姿を見た。

セイバーは一瞬こちらを見て、お世話になりました、と言った。
俺は呆然と二人の後姿を見ていた。






「行っちゃったわよ、そろそろ姿を現したら?お父様(・・・)」


イリヤは二人っきりになった居間でそう呟いた。
そうすると、いきなり俺の向かい側の席に人が気配が現れた。


「なんだ…随分と根に持っているのだな君は」

「とーぜんよ」


アーチャーは面白くなさそうな顔で姿を現した。


「おまえっ」

「待て。私はお前と敵対などしていないし、逆に今の所はお前達の仲間だ」


私は桜のサーヴァントだからな、と一言付け足した。


「――ふむ。今の所ではあるが…どうやら、お前は私と同じにはならなかったようだな」


アーチャーは俺を見つめ、何かと見比べるように観察して、そう結論付けた。
俺は何を言っているか判らなかったが、悪い事ではないのだろう。
事実、アーチャーの表情は今までとは違って何か満足したような表情だったからだ。


「さて、我が主とお前の帰宅が遅いおかげで夕飯の準備を今からしなくてはならない」

「は――?」

「マスターに冷めた料理を出す訳にはいかないからな」


と、アーチャーはさも当然のようにそんな事を言った。


「まぁ、めでたい事であるのだろうから赤飯でも炊こうとしようか」

「――って、そんなあからさまに!」

「何、少しぐらい意地の悪い祝福も悪くないだろう」


と、アーチャーは楽しそうにキッチンへと向かっていった。
てか、何故にエプロンを着けて料理をしだす。
大柄な癖に料理が趣味とか言われたら、妙に変な感じになってしまう。


「お前はそこで私の娘(イリヤ)とでも話しをしていろ」

「む――」


それに、話について行けない内容も平気で飛び交うし。


「……まぁ、いいわ。ところでシロウ」

「…なんだ?」


イリヤは俺を見つめ、静かに口を開いた。


「よかったね、サクラが帰ってきて」


と、自分の事のように喜んだ。
その笑顔に俺もつられて笑顔になってしまう。


「ああ。――本当によかった」


現在の衛宮士郎にとって、ソレが一番大切な事だから。


「うーん、これでシロウとサクラがわたしのサーヴァントになってくれるなら、わたし自身の望みは叶うのになぁ」


と、流し目で俺を見ながら言った。
俺は彼女の言葉に苦笑しつつ、こう返事をした。


「……サーヴァントにはなれないけど、この戦いが終わった後も何時までもここにいてもいいんだぞ」

「ほんと?……まぁ、ちょっと考えとこうかな」


イリヤ嬉しそうに笑う。
その笑顔に俺は、小さい頃の桜もこんな風に笑ったっけ、と記憶の中を探っていた。


Go to side Rider...


「――大丈夫ですか、メイ?」

「……ええ」


暗い暗い蟲蔵は消去した。
その蔵に巣食っていた蟲達は今、影も形もない。
それにしても、アレはとても嫌な感触だった。

ぐちゃりぐちゃり、と音を立てて蟲は己の体液を撒き散らしながら死んでいった。
蟲の塊だった妖怪もなんども自分の手で潰し、最後の一匹になるまで私はソレを潰し続けた。
私がこれまでの経験の中でこれほどおぞましい事をしたのは何時以来だろう?
もしかしたら、これが初めてなのかもしれないし……はたまた、あまりに昔の事過ぎて思い出せないのかもしれない。

だが、無事に彼女は助け出せたのだけは喜ばしい事だ。
彼女の精神は存外強い事を証明していた。


「ぁ……」


そして、隣にいる蟲に操られていた人形はか細く声を出して、許しを請うていた。
その姿に、憎しみなどは湧かなく、逆に哀れみの様な物しか湧かなかった。
はっきり言って、ソレは不憫で仕方がない。
普通なら、彼を殺してそれで何もかもが解決するのに――。


「彼は……どうします?」

「――そこら辺に捨てておきなさい」


彼女も彼の事を理解しているのか、相応の制裁も下さない。
その様子を見て、私はやはり彼女も人の心は残っているのだな、と思った。
実際、彼女は残酷な人間だと思う。
そうでなければ学校にあの様な結界を張れという命令などしないだろう。

彼女はそれほどまでに、世界を恨んでいるのだから。
私も少なからずそう思うことはあるが、彼女の様に子供みたいに世界に喧嘩している訳じゃない。
心の隅で自分はどうせ勝てないと判っているのだから。
けれど、彼女は違うのだ――。

彼女は、己の命が消えるまで世界に勝とうとするだろう。
彼女には、大人の様な潔さはないのだ――。
それはある意味凄い事でもあり、ある意味無謀な事だ。


「……貴方、名前は?」

「ぇ――」


彼女は人形に背を向けながら問う。
私も正直驚いている、何故なら彼女が自分から話しかける事は滅多にしないからだ。
私が彼女が自分から話しているのをみたのは、セイバーとアーチャーのマスター達だけだ。
けれど、それだって何かしら負の感情があった。


「名前」

「――――間桐慎二」


……少年は申し訳なさそうに答えた。


「そう。――覚えておきなさい。この戦争が終わったら、貴方を地獄の底に落としてあげるから」


――それまでは、死ぬ事は許さない。
彼女は心の中でそう呟いた。
驚いた…本当に驚いた。

私も彼女を完全に理解していた訳ではないが、ほぼ全てを理解していたと自負していたのに…。
けれど、彼女にもこんな一面があるとは――。

きっと、彼女は心も身体も痛いのに。
けれど、気丈な彼女はそれを必死に耐えている。
嗚呼、やはり彼女は私のマスターになるべくしてなったのだろう。


「行きましょう、ライダー」

「はい、マスター」


Go to side Rin Tosaka...


「それで…これからどうするのですか、凛?」

「そうね……夜の街は徘徊しつつ、サーヴァントに出会ったら即戦闘開始ってのがセオリーなんだろうけど」


実際、サーヴァントがほいほい目の前に現れる可能性は低い。
桜の話だと、ランサーは敗れてもういないらしい。
更にキャスターもアサシンによって倒された。

残るはアーチャー、アサシン、バーサーカー、ライダー、とうちのセイバーだ。
あの金色のアーチャーは前回のサーヴァントだから数には入れないとしても、結局アイツとも戦わないといけないだろう。
そう考えると、士郎たちの同盟を破棄したのは間違いだったかもしれない。

――嫌、間違いはないはずだ。
彼らといると、必ず後手になってしまう。
今までは勝ててきたけど、次がどうなるかなんて判らない。


「…桜の令呪の効果はまだ続いてる?」

「多少は。けれど、桜の心に掛かっていた靄が晴れた所為かは分かりませんが、大分楽にはなりました」

「そう。それなら……大丈夫かな」


自分でも魔力を供給するスピードが多少緩まったと感じているのだが、一応確認しておく。
もしかしたら、彼女は無理をしているのかもしれないし。
けれど、見た限りでは大丈夫そうなので安心する。
それに、彼女は嘘を隠し通せない性格みたいだから――。


「よし。それじゃあ、アサシンかライダーを今夜討ちましょう」

「はい。――ですが、何故あの二人なのですか?」

「ん。だって、アサシンは慎二のサーヴァントでしょう?そして、そのサーヴァントがライダーを助けたんだから」

「同盟を組んでいる可能性が高い、と」

「そう。だから、慎二の家に行けば少なくとも手掛かりくらいは見つかるでしょうね」


そう言って、わたしは慎二の家に向かって歩き始める。












「はぁ、何時見ても辛気臭い洋館よねぇ」


坂を上りながらわたしは呟く。
なら、自分のとこはどうなんだと言うツッコミを入れらそうだが――。
間桐の洋館は遠坂の洋館より、数段雰囲気が悪い。
何て言うか、あからさまに負の気配が漂っている。

それは意図的に漂わせているのか――。
それとも、自然とそうなってしまったのかは判らない。
けれど、子供の頃からこの場所にだけは近寄りたくはなかった。


「――凛」

「いるようね」


やはり、この洋館にはわたしたちが倒すべき者たちがいる。
わたしたちは間桐邸へと歩いていく――。


「――やはり来たか麗しき剣士よ。そして、才色兼備の魔術師よ」


洋館の門の前で一人の男が立っていた。
月明かりに照らされて、その姿が現れる――。


「――アサシン」

「今日こそ決着をつけよう」


アサシンは涼しげに笑う。


「我が剣を受けきれるか――」


背中に背負っていた鞘から刀を抜く。
そして、ゆらりと刀を片手に持ってそこに立つ。
彼に構えなどない。

強いて言えば、無構こそ彼の構えと言うべきか。
何処からでも剣を振るえ――。
何処からでも必殺の一振りを相手に与える事が出来る。

特別な能力がない戦い、剣技だけの戦いならセイバーすらも凌駕するかもしれない。

セイバーの剣は西洋の剣技だ。
相手を叩き斬るものなのだ。
例えるなら、セイバーの剣技は稲妻で、アサシンの剣技は風だ。
稲妻は物を破壊出来る程の威力を持っているが、風だけは傷もつけられない――。


「行くぞ、アサシンっ」


セイバーは瞬時に鎧を装備し、両腕で不可視の剣を握る。
そして、突風のようなスピードでアサシンへと突撃する。

きっと、セイバーもこの戦いを望んでいただろう。
初めて自分から仕掛ける戦いなのだから。
彼女だって歯痒い思いをしたのは確かなはずだ。

わたしは何となくだが、彼女は真に聖杯を手に入れる事を望んでいる。
それが、全サーヴァントと違うのかもしれない。
少なくともアーチャーとアサシンは聖杯には興味がなさそうだ。
ただ、戦いを楽しんでいる様子が見える。

拮抗する実力を持つ者同士の戦いは心躍る物だろう。
お互いが積み上げてきた物の成果が試されるのだから。

わたしの予測通り、セイバーは西洋風の剣技のスタイルだ。
重い稲妻の様な一撃を繰り出す。
そして、アサシンはそれを簡単に受け流し、そのまま勢いを殺さずに反撃に出る。

ヒュン、と鳴る音がかなり遅くに聞こえるほど、彼の剣技は速かった。


「っ――」


セイバーはそれを避わし、その鋭い一振りを掻い潜り反撃に出る。

無数の剣戟――。
二人の戦いにわたしは惚れ惚れする。
更に驚きなのは、お互い一歩もその場から動かない事か。
アサシンはセイバーを間桐の洋館に入れないように、セイバーは力ずくで進軍するように――。
お互い一歩も譲らない――。

長柄の武器を持つアサシンはこの様な地形では戦いにくい筈なのに、苦とさえ感じさせない。
ただ彼は、涼しげに笑いながら戦っていた――。


「よし。これではどうだ――」


セイバーの剣を受け流し、更に速いスピードで反撃を繰り出す。
その剣戟は本当に彼の刀が見えないくらいに速い物。


「くっ」


セイバーはソレを避ける。
だが、更に追撃の一振りがセイバーの頭上に襲い掛かる。


「――っ」


瞬時に彼女は剣を振り上げ、その剣戟を受け止める。
だが、ソレを受け止めても瞬時にその剣戟は方向を変え、セイバーを襲う。
突風のような剣戟がセイバーを襲う。

だが彼女も剣のサーヴァントと呼ばれた者だ。
相手の剣戟に一歩も怯まずにそれを裁いていく。


「嬉しいぞセイバー。我が剣をここまで受けてくれるとは」

「――っ」


アサシンは笑顔のまま表情を変えず、剣を振るう。
金属同士が打ち合う音が辺りに響いている。


「だがセイバーよ。手を抜いたままで私を倒せると思っているのか?」

「っ――」


セイバーは地面を蹴って後ろへと後退した。
アサシンはその場から動こうとはせずにその場に立ち尽くした。


「――そうですね。貴方を倒すには、本当の武器で立ち向かうしかないようですね」


セイバーは嬉しそうに微笑んだ。
横目でわたしの目を見た――。
わたしは、小さく頷きセイバーに本当の武器を使う事を許可した。


「今度はこちらの番です」


セイバーの周辺に突風が起きる。
彼女の手には黄金の剣が現れる――。


「――美麗な剣。貴方はさぞ格式の高い剣士なのだろうな」


アサシンはセイバーの姿に喜び微笑む。
けれど、さきほどより鋭さを増した気配が辺りに漂う。


「佐々木小次郎よ。自分が何処まで通用するか」


彼は初めてわたしたちに向けて刀を構えた。
彼も必殺中の必殺の一撃を持っているのだろう――。


「行くぞ――っ」


To be continued...
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