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徒然なる走り書き

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久しぶりのSS

思い出したのですよ、エヴァSSの事を。
某SS掲示板で色んな作品に出会い、少しSSを書くためのモチベーションが戻って参りました。

久しぶりにSSを書きました。
エヴァSSです、初心に帰って。

連載を完結させるにために再始動ですよ。

特設ページ(?)

今年の夏こそは終わらせられるように。
まぁ、駄目でも来年、また来年って感じで。

最新話はこの記事の続きになります。



世界が滅ぶ時
第16話


By KaNi(ぇ






夏真っ盛りだ。
雨の降った次の日の朝はたまらなく蒸し暑くて、やる気を奪っていく感じ。
晴れが続くと雨をまだかまだか、と雨の大切さを思い知らされる感じ。
クーラーで体調を崩す感じ。

まさに、夏だ――。

ちなみにぼくは今、ぼーっとデパートの屋上から街の景色を眺めている。
暑くないか、と聞かれたらぼくはとてつもなく暑い、と答えるだろう。
けれど、割と不快ではなかった。
似合わないけれどソフトクリームなんて買ってみて、一人でちまちまとその白い塊と格闘している。

何故こんな場所にいるかと言うと、アレだ――。

世間が言うように女の人の買い物は長いものだと、痛いほど思い知らされたのだ。
それほど気も長くはないし、堪え性も備えているわけじゃない。
だから、途中でぼくは二人を置いて屋上へと逃げさせてもらった。

今日は夏祭り用の浴衣を買いに来たのだけれど、流石は都会のデパートだ。
品数が多くてたまらない。

麗なんて放っておいたら一時間や二時間…イヤ、一日いたってその一角から動かないだろう。
それぐらい品数があるし、麗にとってはまるで夢のような世界なのだ。
まぁ、実家の近くにあるデパートと比較していたらそうなるだろうなぁ。


「日差しが痛いや」


照りつける太陽。
ぼくは別に愛しいとも憎らしいとも思わない。
ただ、何も考えずぼーっと空を見た。

あ、入道雲だ。

もしかしたら雨になるかもしれない。
そう思うと久方ぶりの嬉しい雨もあまり嬉しくなくなったりしてしまう。
確かに雨が降るとその間は少し涼しく感じるけれど、止んでしまったらまた熱気が立ち込める。

まぁ、天気までは人の力ではどうにもならない。
一つの科学の力が与える影響なんて、地球にとっては大した事ない。
まぁ、無数の科学が地球を壊している原因ではあるのだろうけれど。


「あ、こんな所にいたのね」


何時の間にかぼくの後ろには明日香が立っていた、…それに麗も。
麗は疲れと暑さに負けそうなのか、気だるそうな顔をしている。


「まったく、一人逃げて良いモノ食べてるなんて」


あたしはちょっと怒っていますよ、と言うような表情を浮かべながら明日香はぼくにそう言ってきた。
ぼくは苦笑して、明日香も食べる?と聞いてみた。


「奢り?」

「まぁ…今日はぼくの買い物でもあった訳だし、…良いよ」


今日の買い物の目的は、ぼくと明日香たちの浴衣を買いに来た事だ。
明日香と麗がぼくを着せ替え人形よろしく何十着と浴衣を着させたり脱がされたり。

あ、脱がしてきたのは流石に麗だけか。
麗がぼくの服を脱がそうとすると、明日香は顔を真っ赤にしながら試着室が出て行く。
そんな事を一時間以上を繰り返していたのだから、子供っぽいなぼくら。


「麗、ちょっとぼくのソフトクリーム持っててくれる?」


麗はグッタリとしながら何も言わず手を出した。
ぼくは苦笑しながら自分のソフトクリームを渡した。

そう言って、ソフトクリームを売っている小さな屋台に向かった。












「あー、暑い」

「麗ちゃん、大丈夫?」


コクン、と小さく頷いた。
そう言いながら手に持ってるソフトクリームを自分の口にまで持っていく。


「あっ」

「ん、な~に、明日香さん?」


気だるそうなのに何故かしたり顔の麗ちゃん。
あたしは思わず声を上げてしまった訳は、何と言うか…彼女の持ってるソフトクリームは信士の食べかけであるわけで…。
でも、食べかけでも兄妹なら普通に食べれるか、と思うけれど…。
あたしだって――。


「食べたいの?お兄ちゃんの食・べ・か・け・♪」


くっ、この子、分かってやってる…。
こんな状況でも人を弄るのをやめたくないのだろうか…。


「でも、あげない。もし食べてる所をお兄ちゃんが見てたら、明日香さん変態だって思われるよ?」

「な――」


そう言って、麗ちゃんは平気な顔をして信士のソフトクリームを食べだした。
その容姿に似合うような可愛らしい舌を出してペロペロとソフトクリームを舐めている。


「お兄ちゃんね、あんまり冷たくて甘いモノは好きじゃないから、半分まで食べるともういらなくなっちゃうの」


だから、残りは何時も私の口の中。
と、彼女は幸せそうにソフトクリームを凄い勢いで食べてしまった。

何だろう、この…敗北感は。
ちょっとしか怒りがこみ上げてくる。


「お待たせ、明日香」


信士が帰ってきた。
手には二つソフトクリーム。


「明日香、はい。……麗、多分半分じゃ足りないだろうからもう一個買ってきたよ」

「ありがと♪」


そう言って麗ちゃんは二個目のソフトクリームに取り掛かった。
むぅ、何か本格的に敗北した感じがする。


「明日香も」

「――。」


この日、あたしは今まで味わった事のない敗北感を味わった。
悲しい事に、その味が幸せなくらい甘かった事か。

何時か仕返ししてやるんだからっ。


続く。


後書き

夏だからちょうど良いのこんなのを書き始めてしまいました。
かなり時間が経ってますが、プロットは残っていたのでもう一回書き始めようと思っています。
これからもガンガります。
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エヴァSS | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

Ken´sRoomが閉鎖して移転先を自力で探すと決めて幾星霜、やっとやっっっっっと見つけた。
これでIFが読める。
感涙であります。
2006-07-12 Wed 01:06 | URL | 放浪者 #-[ 編集]
ようやく最近になって跡地に移動先のURLを貼り直しましたからね(死
IFも何時になったら完結するやら・・・。

Fate、この前消しましたし(ぉぃ
理由はアレです、飽きたとかじゃなく容量の関係で。
スカーレットの所為です(ぉぃ

↑のゲーム、フルボイス化にもなるらしく、待ち遠しくてたまりません。
もうちょい、経ったら更新しますね。
現在、休みで腐るほど時間がありますから_| ̄|○
2006-07-13 Thu 13:55 | URL | KaNi #NohCqvcE[ 編集]

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