徒然なる走り書き

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お久しぶりですね。

久しぶりの更新です。
はい、時々更新するから性質が悪いですね(汗
なるべく定期的にはしたいんですがねぇ・・・。

これからも応援、なにとぞよろしくお願いします。
「不思議な事ってあるもんだねー」

「何がですか?」



Fate/She. The Last Weapon
Episode 12




わたしはちせさんの不意の呟きに反応して返事を返した。
もう夜の八時を回った。
――そろそろ、先輩が来てしまう時間だ。

わたしは内心ドキドキしっぱなしで、どんな事にも過敏に反応してしまう状態だった。


「んー、前まであたしったら直接的に熱を感知出来なかったんだわ」


それは何か物を触った時、それが冷たいか温かいかが分からないと言う事なのだろうか。
わたしはその様子を思い浮かべると、少し不安になってしまった。
ある意味、それは人間にとって当たり前に重要な事だと再認識したから。


「もしかしたら桜ちゃんとパスを通しているから、感覚を共有出来ているのかも・・・」


もしそうだったらありがとうね。と彼女は笑顔で言った。
わたしは軽く頷き微笑み返した。
人に感謝されるのは嬉しい事だ。


「あ――そういえば、もうすぐで彼来ちゃうよ」


ちせさんはにっこりと悪い笑みを浮かべていた。
なるべく考えようとしなかったのに、無理矢理現実に戻されたような感じだ。
わたしは少しムッとした顔つきでちせさんを睨み付けた。


「――正確には、どれくらいですか?」

「んー、玄関にまで後二分ぐらいかな」

「――。」


もう、ほんとにすぐじゃないですか。
わたしは心の中で叫んだ。

一応、自分の身は綺麗にしておいた。
お風呂にも六時ぐらいに入ったので、徹夜してそのままだった汗臭さはもうない筈だ。
先輩が来ると決まった時点でわたしは寝る事に決めたから、顔色も悪くはない筈。
服装も先輩に怒られるかもしれないが、パジャマじゃなくて私服に着替えておいた。

別にこれは期待なんかじゃなくて、人としての常識のつもりだ。
けれど、先輩はきっとわたしのした事にお説教をするだろう。
病気なんだから大人しくしていないといけないじゃないか、――って。

本当に鈍感な人だ。
勿論、そんな事は口には絶対出さないが。


「――。」


呼び鈴の音がした。
どうやら来た様だ。

わたしは意を決し、手櫛で軽く髪を直し玄関の方へ向かった。






「――駄目じゃないか。ちゃんと寝てないと」


想像通り、先輩はわたしに軽くお説教をしながらわたしに二つ持ってた内の一つのビニール袋を渡してくる。
中身はどうやら果物と飲み物の類だ。


「そういえば、慎二はどうしたんだ?」

「――。」


確かに兄さんがここにいないのは怪しいか。
だがわたし自身、あの人が今何処にいるのか知らないし、知りたくもない…。


「えっと…」

「あー、初めて会ったとき、あたしがノシたんだわ」


後ろからいきなり現れたちせさんがニコニコ笑いながらとんでもない事を言ってくれた。


「――、は?」


先輩は呆然としながらちせさんの方を見つめる。
ちせさんは笑顔のままファイティングポーズを作り、


「あたし、こー見えてもケッコー強いんだわ」


全然そうは見えないけれど、確かに強いは強い。
ただ、その力は表の世界では使えない物だけど…。


「――そっか、ありがとな…ちせさん」


苦笑しながら先輩はちせさんにお礼を言っていた。
何故、先輩が嬉しそうなのかわたしには少し分からなかった。


「そういえば、桜たちは夕飯食べたのか?」

「あ、いいえ。――あまり食欲がなかったので、まだ何も食べてません」

「そっか。じゃあ、これは無駄にならなかったな」


そう言って、先輩はもう一方のビニール袋を掲げながら言った。


「軽い物になるけど、夕飯作るよ」


優しく笑いながらそう言われた。


「それに、桜やちせさんに負けっぱなしってのも嫌だしな」


続く。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学

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この記事のコメント

あまりクロスオーバーモノは読まないんですが
すげー面白いですね!
次の更新に期待してまーす。
2007-12-03 Mon 17:56 | URL | サラナ #-[ 編集]
これからも頑張ります、更新遅いですが(汗
2007-12-06 Thu 07:33 | URL | KaNi #NohCqvcE[ 編集]

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